農業は、農作物の生産や供給を通して、欠かすことのできない「食」を支える大切な役割を担っています。

そんな我が国の食料需要に対応できる供給力を確保するため、農林水産省の各地方農政局は、食料生産の中核を形成する優良農業地域を対象に、受益者の申請に基づいて、様々な国営事業を実施しています。

事業の内容は様々ですが、農用地の整備や大区画化、関連施設の整備もなどが主となっています。特に水関係の施設は完成から年月が経過してるものも多く、経年劣化の修繕や、長寿命化に加えて、新たな需要に向けた整備なども行われます。

国営事業は、以下のような流れで実施されます。

① 調査

② 事業計画の立案

③ 事業実施

調査実施時と、事業実施時には、それぞれに対応した調査事務所や事業所といった組織が立ち上げられ、事業活動を主導します。

当社では、こうした事業を紹介するパンフレットの作成を行っています。

事業内容はもちろん、計画や効果など、事業の概要を分かりやすく掲載しているほか、事業対象の地域を地図化した図面も掲載しており、どの場所に、どんなことが行われるかを一目で把握することができます。

こちらの記事でも紹介している茨城中部地区だけでなく、鬼怒川南部地区や赤城西麓など、関東圏の多くで同様の冊子を作成しており、各事業所の開所時などに配布されています。