当社は「海と日本PROJECT」の推進パートナー企業で、深刻化する海洋ごみ問題の解決にも取り組んでおります。まちなかに捨てられたごみは、まちを流れる河川が海へと運んでいくので、海洋ごみの7~8割は陸からの由来であると考えられております。ただ、まちなかのごみが海へたどり着くまでの仕組みや原因は完全に明らかにはなっていません。この原因やごみの発生源を調べるため、当社も様々な地域で河川ごみ調査を行っております。当社がお手伝いさせて頂いた、2020年度の山梨放送様の事例をご紹介します。
山梨放送様は、2019年より海洋ごみ問題の普及啓発や発生抑制を目的に、河川ごみ調査を行っております。2020年には、地元大学生のボランティアに参加してもらい、社会生活の中で、河川に流入するごみがどのように分布しているのかその実態を把握することを目的として、河川ごみ調査を行いました。甲府市内を流れる人々の生活に密着した2級河川である濁川と相川が、今回の調査対象河川です。